• 蟾津江しじみ

    蟾津江しじみ

    汚染されていない川、蟾津江の名物河東シジミは蟾津江辺の食堂で簡単に味わうことができるだけでなく、購入も可能である。淡水と海水が出会い潮の干満の差が大きい河東で採れるしじみは、味と栄養において輸入しじみの比ではない。河東しじみはまず色が黄褐色に近く粒が小さく煮ると柔らかくなる。口に入れるととろけるようだ。出汁がとぎ汁のように白く、香ばしくさっぱりした味が存分に引き出る。一方中国産は粒が太く色も黒ずみ舌先に触れると硬く感じる。外観だけ見ると中国産のしじみのほうがはるかに大きく整っているが、しじみの旨みがよく出ないため風味を感じにくい。どうやら河東に来なければ、ちゃんとした河東しじみを味わうことは難しいようだ。

  • 鮎

    澄んだ水にのみ棲息する蟾津江の特産物、河東の鮎!スイカの香りがする鮎の刺身! 鮎は川の上流で孵化した後、海に下り、成魚になるまで住み、再び産卵のために自分が生まれた川の上流を探して上がってくる帰巣性が強い不思議な魚である。この魚は1年生魚として、生活区域は水がきれいな1級水でのみ生き、慶南の蟾津江、密陽江などが鮎の産地として名高い。

  • トリガイ

    トリガイ

    清浄地域である閑麗水道で育ったトリガイは、蛋白質、カルシウム、鉄分が多く含まれた栄養のかたまりである。またの名が貝の皇帝と知られているトリガイは、味が柔らかく美味しいだけではなく、斧のような足は鶏肉と似た味で、さっと茹でてもさっぱりとした白色の汁を出す。トリガイがこのようにおいしいのは、蛋白質の含量が豊かであるためで、肉質100g当たり蛋白質が21.5g(マガキ10.5g)と多く、逆に肥満となる脂肪は1.9g(マガキ2.4g)と低く、カルシウム(32㎎)も豊富である。生で食べたりもするが、アルミホイルに包んで焼いて食べたりもする。煮たり、塩付けにすれば、さっぱりしながらも甘く、肉質が柔らかいため、冬に茹でて唐辛子酢味噌につけて食べれば、最高の珍味である。

  • アカガイ

    アカガイ

    アカガイは柔らかく、美味しいピンク色のむき身の血漿にヘモグロビンがたくさん含まれ、刺し身、焼き魚、寿司の材料として広く利用されている。

  • チャムケジャン

    チャムケジャン

    蟾津江の澄んだ水に生息する無添加ズワイガニで作られたチャムゲジャンは、食欲をそそられる良い食品である。