五月の季節料理としては、スリチ餅、サクランボ餅、醍醐湯、助岳、蒸餅、生実果などの食べ物がある。端午は朝鮮時代末まで4大名節の一つとして今日まで伝わっており、端午の午時にナツメの木の間に石を挟んでおけば、ナツメの実が多く実るという、ナツメの木の嫁入りや菖蒲水での洗髪、ヨモギと益母採りなどの風習がある。この日には連餅と春巻きを作って食べた。今号には新茶の茶殻とキュウリ、キノコを千切りにして油で薄く焼き、煎餅に包んでいただく新茶春巻きを紹介する。(イ・ジェヒョン:ムンソン茶礼園)
煎れた緑茶葉、抹茶、緑茶油、梔子、そば粉(または小麦粉や餅米粉)、平茸、エリンギ、キュウリ、韓国カボチャ、ピーマン、紅唐辛子 (タレ:醤油、ネギ、みじん切りニンニク、ごま塩、酢)
春巻きはキュウリ、肉、キノコとその他の野菜、蓮餅はキュウリ、ナムル、豆、えごま、ハチミツなどの材料で具を作る。
茶人2006年 5、6月号