フュージョン緑茶料理
緑茶餃子
餃子は寒い冬に温かいおつゆに入れて楽しむ食べ物であるが、近頃は四季を通した食べ物である。餃子の具は煎れた後の茶葉、牛肉、モヤシ、豆腐、キムチなどを入れると良い。餃子の生地に茶の粉末を入れれば、よりさっぱりとした味と爽やかな香りを楽しみながらいただける。
緑茶の栄養ご飯
カボチャに緑茶と新穀、堅果類を入れて作った緑茶の栄養ご飯は、間食や主食にぴったりなメニューで、脂っこさがまったくなく、香ばしく淡白である。特に成人病の予防に良く、誰でも手軽に作れる長所があるため、各家庭の健康食としてお薦めだ。
新芽の包み料理
世界的にウェルビーイングが重要視される今、食べ物に対する人々の関心が高まっている。このような時期に、緑茶葉と様々な新芽をウェルビーイング食品としてお薦めしたい。緑茶葉と新芽は私たちの体に蓄積した老廃物を外に排出する役割をし、少量を摂っても健康に良い影響を与える。特に頭を使い過ぎ頭痛で悩む現代人にこの食べ物を薦めたい。ヘルシーな生活を願い、体質改善を願う人は常に用意しておくと良い。
茶粥
食べにくい白粥に比べ、焙煎した茶の香りと渋味、苦みが食欲を増進させる。
緑茶寿司
寿司に酸味、甘味と渋味、苦味が染み、緑茶の香りもよく調和して食欲をそそる。
新茶を添えた春巻き
五月の季節料理としては、スリチ餅、サクランボ餅、醍醐湯、助岳、蒸餅、生実果などの食べ物がある。端午は朝鮮時代末まで4大名節の一つとして今日まで伝わっており、端午の午時にナツメの木の間に石を挟んでおけば、ナツメの実が多く実るという、ナツメの木の嫁入りや菖蒲水での洗髪、ヨモギと益母採りなどの風習がある。この日には連餅と春巻きを作って食べた。今号には新茶の茶殻とキュウリ、キノコを千切りにして油で薄く焼き、煎餅に包んでいただく新茶春巻きを紹介する。(イ・ジェヒョン：ムンソン茶礼園)